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2001年世界遺産に登録された住宅建築。近代建築の巨匠、ミース・ファン・デル・ローエによって1928年~1930年に設計施工された。当時としては画期的なコンクリートと鉄骨でできた建物。大きなガラス面で囲まれ、内部からも固定壁が取り払われた居間は、空間の流れがそのままテラス越しに庭園につながっている。
質の高い資材を使用し、機能的ではあるがディテールにこだわった秀逸のデザイン。傾斜地を上手く利用し、一面ガラス張りの大きな窓、クロムメッキを施した細い柱、オニキスや黒檀の仕切り壁で空間を切り分けている。庭に面したガラスは電動で床に引き込まれ、自然との一体化に成功したデザイン。ブルノの織物工場オーナーであったフリッツ・チューゲンハットは、ミース自身によるデザインの家具も依頼し、当時としては斬新なエアコンでの室温調整。ミースは「シンプルこそ豊かである」という言葉を残し、シンプルさにこだわって完璧を求めた。近代建築に多大な影響を与え、傑作と謳われる。ブルノ市所有となり一般公開されている。
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