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今年もプラハの春音楽祭はチェコ国民音楽の父ドボルザークの曲で幕を閉じました。チェコのことをあまり知らなくてもドボルザークといえば、また「家路」「遠き山に日は落ちて」といろいろな曲名がついている「新世界」のメロデイを口ずさめば、フムフムとうなずくほど日本でも人気の作曲家です。発音としては「ドヴォジャーク」と短くつめた方がチェコ語っぽくなります。チェコの決して平坦ではない歴史的歩みと同じく、ドボルザークの音楽家としての生涯も楽ではなかったといいます。音楽に理解がある家庭とはいえ、肉屋の長男として生まれ、経済的にも恵まれてなかった彼は晩成型の天才でした。田舎の素朴な青年が苦労しながら、愛する音楽の追及をしていく。新たな世界を求めて挑戦していく。祖国を忘れぬ心。チェコ民族のもっている熱い精神は、古き良き日本の心と共通するところがあり、多くのファンを魅了するのでしょう。ドボルザークのロマンチックで美しいメロディと民族の軽快なリズムが融合した音楽は世界中の人々に愛されています。 でもチェコ人にはヤナーチェクの方が人気!ホントの話。 |
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最近怖い事故で日本で話題になっているエレベーター。安全なのが当たり前のように利用されていますが、ただでさえ密閉された狭い部屋では恐怖を感じる人も少なくないでしょう。チェコの住宅事情は地方都市とプラハでは全く違います。共産体制時代にプラハ郊外にたくさんの高層マンションが建てられました。そこに市民の居住地が集中しています。人々は「ウサギのアナ」と呼んでいます。高層マンションに不可欠なエレベーターはおりのような鉄柵があり、自分の手で開閉します。造りがレトロなわりにスピードはそれなりにあって、ちょっぴり不安もありますが・・。またとあるラジオ局スタジオのエレベーターは全くドアのない観覧車タイプのエレベーターです。呼びボタンもないし、階を押す必要もなし。常に箱がぐるぐる回っています。これに飛び乗るにはちょっと勇気が要ります。運動神経に自信のない方は、いつまでも乗れないのではと余計な心配をしてしまいます。こんな日本では珍しい観覧車型のエレベーターは、結構チェコにはあるようです。プラハの地下鉄エスカレーターは乗っている足元部分と手すり部分の速度が違います。特に上昇中、手すりに手をやると何秒かごとに下げないと手だけが先に上がっていってしまいます。(笑)皆、自動的に調節している自分がおかしいと思っているんじゃないでしょうか。。 |
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記念日というのは、たくさんあった方がいいと思いご自分でどんどん作られている方もいるでしょう。面倒だなんていう方ももちろん・・・。チェコには名前の日というのが誕生日の他に正式に会って記念日となってお祝いされています。365日の各日に「アントニーン」「アンナ」などの名前がついているのです。 どこの国でも親が子供に名前を付けるには特別な思いがあるはず。名前のカレンダーを見て、チェコ人にはまた選択の幅が広がるのです。ちなみにカレル・チャペックのカレル「は11月4日、ミラン・クンデラの「ミラン」は6月18日、サッカーのスター選手トマーシュ・ロシツキーの「トマーシュ」は3月7日です。お祝いの日にはカードと名前入りのカップを贈ります。 |
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「ジンジャーブレッ」ドはとってもかわいらしく、またほのかにしょうがの香り漂う、美味しいケーキです。ハート形や、動物の形など小さなものから、大きくて立体的なものまで多種あります。街の雑貨屋さん、お菓子屋さんなどショーウィンドウにディスプレイされていますが、特産地はプラハから約東へ100kmのパルドゥビツェ市です。駅を降り立つともうどこからか「ジンジャーブレッド」の香りがしてきます。「ジンジャーブレッド」はチェコ語で「ペルニーク」 |
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何年前になるでしょうか。チェコの少年少女合唱団が日本にやってきました。メインは東海地方で、ヤング合唱フェスティバルですが、あちらこちらで公演もするので、そのお手伝いとサポートをすることになりました。成田空港から東京のホテルに着くまで、先生初め、付き添いの大人を含め総勢50名。まぁ賑やかに大移動です。チェコの子供たちは、カラフルでそれぞれ個性的です。同じようなファッションでまとまっている日本の学生と比べると、どうしてもインパクトが強すぎます。子供らしくてかわいいって事でもあります。長旅の疲れも見せず、好奇心いっぱいでキョロキョロしている子供たちを、何とか引き連れてホテルに到着。広いロビー、中庭、そして限りなく青いプールがありました。もちろん誰も泳いではいません。「ワーッ!」みんなの目が光ります。「そうそう、めったに高級ホテルのプールなんか見ることないものね・・・。」おしゃれなホテルのプールに、圧倒されてるんだななんて、勝手に納得していたら・・・。チェコの合唱団の先生方と今後のスケジュールなどを話し合っていると、次から次へと、水着の子供たちが走ってきて、プールに飛び込んでいるではありませんか。ただ贅沢な空間としてのプールが「一人のあとに続けー!」ってばかりに、あれよあれよと言う間にチェコの子供で一杯になってしまいました。「日本のホテルのプールは高いよ。」支配人もやってきました。チェコの先生大慌て。「プール代として歌いましょうか?」・・・・。ヒヤッとしましたが、旅のリフレッシュとして大目に見て頂きました。 |
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ガイジンさんといえばホームパーティの他に、お泊りというのがあります。出張だ、会議だ、、旅行だと日本を訪れる理由はいろいろです。「お友達だからぜひ来てね!」「日本に来たらどうぞ寄ってね!」気軽に言っていたら、いつの間にか、友達の友達、そのまた友達、その家族、その親戚とどんどん輪が広がってしまいました。そして「あの人誰だっけ?」なんて、どうしても思い出せない人まで泊めてしまいました(笑)。日本では「飲みにいこう」とか「遊びに来て」などは社交辞令の場合が多いのですが、やっぱり「YES」「NO」はストレートです。我が家にお泊めするのは、もちろんチェコ人が多いんですけれど、マイ枕を持参する人や、目覚まし時計をチョコンと出す人やら楽しいです。フランス人の男性は、おしゃれなパジャマをさっと出し、朝は香水プンプンでシャワーとイメージ通りのパフォーマンスでした。イギリス人はトラディショナルなパターンのパジャマ。チェコ人はというと・・・。何ももってないのが一般的。当たり前といえば当たり前ですが、Tシャツだったり、裸にパンツ1枚でどーんと寝てるようです。しかし・・・。確かにすごいチェコ人がいました。忘れられないパジャマです。スヌーピーのチャーリーブラウンとかライナスとかが着てるずるずるっとしたワンピースパジャマです。しかも三角帽子付き!ほんと言うとイメージとしては、おとぎ話でチェコの王様が着てるやつです。チェコ人なら絶対知っている古い映画{さびしいプリンセス」でお城の中で王様が着てるパジャマそのものです。そして、我が家でまさに三角帽子をかぶって夜うろうろしているのも中世の王様と同じ初老のチェコ人!なんてお似合いなんでしょう!もしや、ろうそく持って石壁の階段を下りていくのではなんて想像してしまいます。楽しい夢が見られそう・・・・。 |
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結婚して間もない頃、毎週のようにガイジンがやってきてました。チェコ人、スロヴァキア人、フランス人、イギリス人、ドイツ人・・・ 「ガイジンさんはホームパーティがお好き」・・・知ってはいたけれど、金曜日には、料理の買出しと下準備で大忙し。もちろん夫が手伝い、監督、指導のもと、メインディッシュのチェコ料理が出来上がるのですが・・・。お国柄でしょうか?性格からでしょうか?何枚もの皿を使い、肉はじっくりコトコトと、フライパンはあちこち置いて冷ましといてなど、チェコ料理とはこんなに大掛かりでめんどくさいものなんでしょうか?なんか給食のおばさんになったみたいに大鍋をぐつぐつ掻き混ぜる作業も延々と続きます。この過酷な修行に耐えたからこそ、監督もアシスタントも必要なく立派にひとり立ちした「シェフ・マンジェルカ」が誕生したのですが・・・。(レパートリーは増えてないぞ)。週末パーティのおかげで、チェコの味を習得させていただきました。しかし、チェコ人は、皆さん感激してくれます。ほとんどの方は長く滞在するわけではないので、和食またはそれなりの洋食でサバイバルするわけです。もちろん新しい味を楽しむし、満足もしています。まさかここまで来てチェコ料理を食べようなんて思ってませんから、意外性もあって嬉しがってくれちゃいます。 |
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